AGAの対策で湯シャンが良い理由と正しいやり方
目次
AGAの対策で湯シャンが良い理由をまとめてみた
AGAを対策するに当たり、こんな感じでシャンプーの頻度に関する疑問を抱えている男性はいませんか?
- 1日に1回の洗髪で十分なのか?
- 1日に2回は髪の毛を洗った方が良いのか?
- はたまた洗わない方が良いのか?
「○○が絶対に正解」と言い切ることはできないものの、AGAの対策で湯シャンはおすすめの方法の一つですよ。
湯シャンとはシャンプーを使わずにお湯だけで髪の毛を洗う方法で、「抜け毛が減ったかも」と効果を実感している方はいました。
もちろん、AGAは内服薬や外用薬を使わなければ治療できないため、湯シャンに直接的な効果はありません。
しかし、湯シャンは頭皮トラブルを回避できるやり方の一つですので、AGAの対策に良い理由について詳しく見ていきましょう。
お湯だけでも皮脂汚れを落とすことができる
「シャンプーを使わなければ頭皮の汚れを落とすことができない」と考えている方はいます。
確かに、シャンプーは不要な汚れを除去するアイテムとして適していますが、実はお湯だけでも皮脂汚れを落とせるのです。
頭皮の皮脂やホコリなどの汚れを綺麗にすると、次のように髪の毛が生えやすい環境を作ることができますね。
- 毛穴の中に不純物が入り込むのを防ぐ
- 毛母細胞が髪の毛を成長させる効果を邪魔しない
- より良い頭皮環境をキープできる
40℃以上のお湯の洗浄力はシャンプーと同レベルの強さと言われていますので、湯シャンで頭皮環境が悪化することはありません。
高級アルコール系シャンプーによる被害を抑えられる
湯シャンがAGAの対策に適しているのは、高級アルコール系シャンプーによる被害を抑えられるからです。
パンテーンやTSUBAKIなどドラッグストアやスーパーで販売されている多くの製品は高級アルコール系シャンプーに該当し、長期間に渡って洗い続けるとこんなデメリットがあります。
- 健康な頭皮環境を維持している皮膚の常在菌を洗い流してしまう
- 頭皮に皮脂膜が作れなくなってカサカサと乾燥しやすくなる
- ラウリル硫酸やラウレス硫酸などの刺激成分で肌荒れに繋がる
洗浄力の強いシャンプーを使って皮脂が奪われて頭皮が乾燥し、AGAの症状が進行しているような男性は少なくありません。
頭皮の常在菌や皮脂のバランスを整える目的で、洗浄力の強いシャンプーに頼らずにお湯だけで洗う湯シャンが役立ちますよ。
ツヤのある髪の毛をキープできる
AGAで悩んでいる男性にはあまり関係ないのですが、湯シャンは女性からも注目を集めるようになりました。
それはツヤのある髪の毛をキープできるのが理由で、皮膚にダメージを与える次の成分が含まれていないからです。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- パレス硫酸
上記でも軽く説明しましたが、これらの界面活性剤は泡立ちが良い代わりに頭皮に必要な油分や水分も奪い去ってしまいます。
その結果としてツヤやコシのない髪の毛が増えることもありますので、湯シャンで頭皮環境を整えるのは選択肢の一つなのではないでしょうか。
AGA対策に繋がる湯シャンの正しいやり方
お湯だけで髪の毛を洗う湯シャンは、こんな人に向いているヘアケアです。
- シャンプーの成分が肌に合わなくて赤くなったりかぶれたりする
- 乾燥肌で秋から冬にかけては直ぐにカサカサとする
- 日頃からワックスやムースなどのスタイリング剤は使わない
- 自分の肌質に合うシャンプーを中々見つけることができない
しかし、シャンプーを使わない代わりに洗浄力は確実に落ちますので、間違った方法で洗髪していると頭皮を綺麗な状態で保てません。
以下ではAGA対策に繋がる湯シャンの正しいやり方をご紹介していますので、どんな手順で髪の毛を洗えば良いのか確認しておいてください。
- 毛髪に付着したホコリや皮脂などの汚れを取り除くために、動物性の柔らかいヘアブラシを使ってかみのけをとかす
- ブラッシングが終わったらぬるま湯(37~40度)で数分間に渡って髪の毛を洗う
- 指の腹を使って頭皮をクルクルとマッサージして汚れを落とすイメージ
- お風呂から上がったら清潔なバスタオルで髪の毛の水分を拭き取る
- ドライヤーを20㎝程度離して根元から毛先に向けて乾かす
今まで毎日シャンプーを使って洗髪していた人が湯シャンをすると、皮脂分泌のコントロールが乱れてベタつきを感じることがありますね。
頭皮のベタベタ感が気になるのであれば、「2日に1回」⇒「3日に1回」⇒「1週間に1回」とシャンプーの回数を徐々に減らし、湯シャンへと切り替えていくのが効果的です。
ただシャワーのお湯を使って洗うのではなく、洗髪前にブラッシングをしたり頭皮マッサージをしたりすればAGAの対策として良い影響が出ます。
※AGAの対策で頭皮マッサージがおすすめの理由は以下のページでも詳しくまとめました。
湯シャンの効果を最大限に活かすためにも、正しいやり方をきちんと押さえておきましょう。
湯シャンのデメリットで押さえておきたいポイント
正しい方法で湯シャンをすればAGAの対策に繋がりますが、良い部分だけではなくデメリットもありますので注意しなければなりません。
男性の中には湯シャンが合わない人も多く、考えられるデメリットをまとめてみました。
- 脂性肌やオイリー肌の人は皮脂を除去できなくてベタベタしやすい
- ワックスなどの整髪料を使っていると綺麗に落とせない
- 汚れを綺麗に除去できないと頭皮のかゆみや臭いの原因になる
- 湯シャンをしてもAGAによる抜け毛や薄毛の治療には繋がらない
お湯はどうしてもシャンプーの洗浄力には負けますので、スタイリング剤を使っていたり皮脂の分泌量が多かったりという男性は湯シャンを避けるべきですよ。
高級アルコール系シャンプーは刺激が強いものの、以下のページで紹介しているアミノ酸系の育毛シャンプーであれば皮膚に余計なダメージを与えずに頭皮の汚れを綺麗に洗い流してくれます。
それに、湯シャンを続けていても一度AGAを発症した男性は症状が進行していくため、治療で昔のヘアスタイルを取り戻したいのであれば専門医が在籍しているAGAヘアクリニックを受診してみましょう。
AGAヘアクリニックでは、FINA(フィナステリド配合内服薬)やDUTA(デュタステリド配合内服薬)など個人の体質や症状に合わせて医薬品を処方し、薄毛の治療を進めることができます。
何と言っても1ヵ月5,500円~と格安の費用でAGA治療を始められますので、一度AGAヘアクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
まとめ
以上のように、お湯だけで髪の毛を洗う湯シャンにはメリットとデメリットの両方があります。
AGAの進行具合や元々の肌質で向き不向きがありますので、実際に湯シャンを試して合っているのか判断してみましょう。
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