花粉症の放置でAGAが進行する理由!両方の治療薬の併用は可能?
目次
花粉症の放置でAGAが進行する理由はこれだ!
花粉症は多くの日本人を悩ませる病気で、「鼻詰まり」「鼻水」「倦怠感」「集中力の低下」「目のかゆみ」など様々な不快な症状が出ます。
そもそも、花粉症がどのようなメカニズムで発症するのか最初に見ていきましょう。
- 植物や木の花粉が目や鼻から入ってくる
- リンパ球が花粉を異物だと判断する
- リンパ球によってIgE抗体が作られる
- IgE抗体が肥満細胞にくっついて再び花粉が侵入する
- 化学物質のヒスタミンが分泌されてアレルギーを引き起こす
花粉症も皮膚のかゆみやカサカサなどの症状を引き起こすアトピー性皮膚炎と同じアレルギーですね。
※アトピーがAGAの症状を加速させる理由については以下のページで詳しく説明しています。
実は春頃から飛散する花粉は鼻や目の不快な症状だけではなく、AGAによる抜け毛や薄毛を進行させる事実をご存知でしょうか。
もちろん、AGAの直接的な原因はヘアサイクルを狂わせるDHT(ジヒドロテストステロン)ですので、花粉症が引き金になってAGAを発症することはありません。
しかし、既にAGAを発症している男性は、抜け毛が増えて薄毛が進行しやすくなりますよ。
以下では花粉症の放置でAGAが進行する理由を紹介していますので、「毎年くしゃみや鼻詰まりで悩んでいる・・・」という男性は確認しておいてください。
アレルギー症状で頭皮に炎症が起こる
花粉症の放置でAGAによる抜け毛や薄毛の症状が進行しやすいのは、アレルギーで頭皮に炎症が引き起こされるからです。
花粉症を発症している人は、次のアレルギー症状も併発しているとデータが出ています。
- 通年性のアレルギー性鼻炎(34.3%)
- アトピー性皮膚炎(17.3%)
- 通年性のアレルギー性結膜炎(13.8%)
- 接触性アレルギー(13.3%)
- 喘息(12.6%)
アレルギー反応は皮膚組織に対して過敏になりやすく、頭皮に炎症が起これば毛根に強烈なダメージが加わって脱毛や薄毛化を早める仕組みですね。
例えば、頭皮の炎症でかゆみが出やすい男性の場合、「かゆくて掻き毟る」⇒「毛母細胞に異常が出る」⇒「健康な髪の毛が生えにくくなる」といったケースも多いでしょう。
AGAを発症しているとただでさえDHT(ジヒドロテストステロン)による影響で髪の毛の成長期が短くなっていますので、花粉症が引き金となってハゲが進行しやすいわけです。
副腎皮質ホルモンの分泌に異常が出る
アレルギーとは慢性的な炎症が起こっている状態を指し、副腎から副腎皮質ホルモンが分泌されています。
副腎皮質ホルモンの分泌に異常が出るのも、花粉症でAGAによる抜け毛や薄毛が進行しやすい理由の一つですね。
ここでは、AGAによる薄毛と副腎皮質ホルモンの関係性についてまとめてみました。
- 副腎皮質ホルモンの中でもコルチゾールは炎症抑制や免疫機能を受け持っている
- 花粉症の時期はコルチゾールが分泌されても炎症が続く慢性的な症状に陥りやすい
- コルチゾールの分泌のバランスが崩れると血行不良や免疫力の低下が起こる
- 毛母細胞分裂効率や毛根への栄養供給効率が下がって髪の毛が満足に成長できなくなる
- 弱くて短い髪の毛が増えると、次第にAGAによる薄毛の症状が進行していく
今は春頃の時期に何ともなくても、しばらくしてから花粉症を発症するケースもありますので、AGAの男性は十分に注意してください。
花粉症によるAGAの進行を抑える方法
花粉症は一度発症すると完治しないと言われる厄介な病気で、苦しんでいる方は多いですよね。
だからといって放置していると、余計にAGAが進行して見た目のイメージが崩れる恐れがあります。
そこで、少しでも抜け毛や薄毛の進行を抑えるために、花粉症のセルフケア法を今から実践してみましょう。
- 薬局やドラッグストアで抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を購入する
- ビタミンやミネラルなど栄養バランスの取れた食生活を送る
- 夜更かしを避けてしっかりと睡眠時間を確保する
- 頭皮の炎症を和らげるために、抗炎症作用の高いグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)を含むシャンプーで洗髪する
花粉症でAGAの症状が進行するのは頭皮の炎症が大きく関わっていますので、頭皮のかゆみや赤みを予防する対策が必須です。
市販薬を使ってどうしても鼻詰まりや鼻水などの症状を抑えられない人は、早めに医師の診察を受けて医薬品を処方してもらいましょう。
AGAの治療薬と花粉症の薬は併用できるの?
AGAの治療薬と花粉症の薬を併用できるのかどうか、疑問を抱えている男性はいませんか?
「どちらかの薬の効果が下がってしまうかも・・・」「副作用のリスクが高まってしまうのでは?」と不安を抱えるのは当然ですね。
結論から言うと、AGAの治療薬のプロペシアやミノキシジルは特に併用禁忌薬が設定されていません。
絶対に飲み合わせてはいけない組み合わせはないので、2つの治療薬を併用して症状の対策を練ることは十分にできます。
- フィナステリドを含むプロペシアを服用してAGAの進行をストップさせる
- 抗ヒスタミン薬を服用して異常反応のアレルギー症状を抑える
上記のように併用していれば、AGAの治療を行いながら花粉症の不快な症状を和らげることが可能です。
どうしても不安な男性は、医薬品を服用する時間帯を避ける取り組みをしていれば問題はないでしょう。
秋葉原に医院を構えているAGAヘアクリニックでは、個人の薄毛の症状や体質に合わせたオーダーメイド治療を行ってくれます。
遠くに住んでいる男性でも遠隔診療が受けられますので、理想の髪型やヘアスタイルを手に入れるためにAGAヘアクリニックに相談してみてください。
まとめ
以上のように、AGAと花粉症の関係性が深いことについてお分かり頂けたのではないでしょうか。
花粉症が原因で著しく抜け毛や薄毛が進行することはなくても、アレルギーによる頭皮の炎症には注意が必要です。
これ以上AGAが悪化させないためにも、花粉症の症状を和らげる努力も同時に行ってみてください。
東京のおすすめAGAクリニック
- 1
-
AGAヘアクリニックの評判をまとめてみた
目次1 AGAヘアクリニックで実施されているAGA治療の特徴は?1.1 医師の診 ...
- 2
-
AGAスキンクリニックの評判をまとめてみた
目次1 AGAスキンクリニックで実施されているAGA治療の特徴は?1.1 1ヵ月 ...
- 3
-
Dクリニック東京 メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京)の評判をまとめてみた
目次1 Dクリニック東京 メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京)で実施されている ...