活性酸素がAGAの進行を早める理由!発生する原因は何?
目次
活性酸素がAGAの進行を早める理由はこれだ!
「活性酸素は美容の天敵」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
そもそも、活性酸素とは他の物質を酸化させるパワーを持つ非常に強い酸素で、次のメカニズムで発生します。
- 呼吸によって大量の酸素を取り入れている
- そのうちの約2%が活性酸素に変化する
- 増えすぎると正常な細胞や遺伝子を攻撃する
適度な活性酸素は高い殺菌力で細菌やウイルスを撃退していますので、私たちが生きていくために欠かせません。
しかし、あまりにも量が増えすぎるのは危険で、男性が発症するAGA(男性型脱毛症)とも深く関わっていますよ。
AGAを発症する原因は悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)ですが、抜け毛や薄毛の症状の進行は活性酸素とも関わりがあるのです。
※AGAの原因になるDHT(ジヒドロテストステロン)については、下記のページで詳しくまとめました。
以下では活性酸素がAGAの進行を早める理由を説明していますので、頭皮や髪の毛にどのような悪影響があるのかチェックしておきましょう。
髪の毛を作っている毛母細胞が酸化する
活性酸素の大量発生でAGAに悪影響が加わりやすいのは、髪の毛を作っている毛母細胞が酸化するからです。
毛母細胞は血液から酸素や栄養素を受け取り、それを原料に髪の毛を成長させているのが特徴です。
しかし、活性酸素が増えて毛母細胞が攻撃されると老化するため、弱々しい髪の毛ばかりになりますね。
AGAを発症している男性はただでさえヘアサイクルが崩れていますので、毛髪の成長が十分に行えなくなって抜け毛が増えるわけです。
毛根幹細胞が酸化して働きが弱まる
活性酸素は毛母細胞だけではなく、毛根幹細胞を酸化させて働きを弱める作用があります。
私たちの頭皮において、毛根幹細胞が一体何を指しているのか見ていきましょう。
- 毛根の皮脂腺の下にある丸く膨らんだバルジに位置している
- 毛根幹細胞が増殖すると毛芽が毛母細胞に変化して分裂を繰り返す
- 成長期⇒退行期⇒休止期のヘアサイクルをサポートしている
毛根幹細胞の働きが弱まると髪の毛の成長にも支障が出ますので、AGAによる抜け毛や薄毛の症状は進行しやすくなりますよ。
頭皮や毛髪に関係する17型コラーゲンが減少する
17型コラーゲンはタンパク質の一種で、頭皮や毛髪と大きく関係しています。
有名医学系大学教授らによる研究成果では、17型コラーゲンに次の効果があると発表されました。
- 毛包内の2種類の幹細胞の作用を維持する(毛包幹細胞と色素幹細胞)
- これらの細胞の機能性を高めて抜け毛や薄毛を予防する
- 白髪の原因を抑えて若々しい状態をキープする
AGAの予防や対策にも欠かせない存在ですが、活性酸素が増えすぎると「ビタミンCが大量に消費される」⇒「17型コラーゲンの生成量が減る」といった弊害があります。
つまり、活性酸素の大量発生は、AGAによる抜け毛を増やして薄毛の症状を進行させるわけです。
活性酸素が発生する原因をまとめてみた
なぜ体内に取り入れた酸素から有害な活性酸素が発生するのか、疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
シミやシワなどの老化現象と関わっているのは有名な話ですが、AGAによるハゲも進行させる恐れがあります。
日々の呼吸以外にも活性酸素が発生する原因は幾つもありますので、一度目を通しておいてください。
- タバコを吸っている(煙が低温の火で燃やされる際に大量発生する)
- 加齢による影響(活性酸素を抑制する抗酸化力は年齢と共に衰える)
- 便秘や下痢などの腸内環境の乱れで活性酸素を無害化できる水素量を産生できない
- アルコールを飲み過ぎている(肝臓で分解する際に大量発生する)
- 長時間炎天下にいて頭皮が紫外線を浴びている(強力な酸化力を持つヒドロキシラジカルが発生する)
- 「食品添加物を含む食べ物」「加工食品」「農薬を使った食べ物」を過剰摂取している
食生活の乱れや日焼け対策不足など、私たちの日常生活に活性酸素が発生する要因が潜んでいますね。
中でも喫煙者は要注意で、活性酸素による悪影響に加えて「血管を詰まらせる」⇒「毛母細胞に栄養素が行き渡りにくくなる」といった流れで、AGAの症状が加速しやすいのです。
※下記のページでは、タバコや喫煙がAGAの治療を阻害する理由についてまとめました。
活性酸素の発生を100%食い止めることはできないものの、AGAと少なからず関わっていると心得ておかないといけません。
活性酸素によるAGAの進行を食い止める方法
近年では、体内で発生した有害な活性酸素の影響を弱めるSODと呼ばれる薬剤を使ったAGA治療が実施されるようになりました。
AGAによる脱毛を予防するだけではなく、老けて見られる原因の白髪を抑える効果も期待できます。
しかし、一般的なクリニックや皮膚科で実用化されている方法ではありませんので、活性酸素によるAGAの進行を食い止めたい男性は、次のポリフェノールを含む食材を日々の食生活で食べましょう。
- カテキンを含む緑茶や紅茶
- βカロチンを含むカボチャやにんじん
- リコピンを含むトマトやスイカ
- セサミンを含むゴマや麦
- アスタキサンチンやエビやカニ
ポリフェノールは抗酸化力が高く、活性酸素による身体の錆びを予防してくれます。
全身を巡って頭皮や髪の毛にも良い影響を与えてくれますので、野菜を中心にポリフェノールを意識して摂取してみてください。
まとめ
普段の生活で何気なく発生している活性酸素は、体内で増えすぎるとAGAによる抜け毛や薄毛に悪影響を与えます。
それは毛母細胞や毛根幹細胞を酸化させて、髪の毛の成長に支障を来たすからですね。
しかし、「これ以上薄毛が進行したらどうしよう・・・」と悲観しなくても、専門クリニックでAGAの治療を続ければ若々しい髪の毛を維持できます。
AGAヘアクリニックでは医学的に効果のある方法でAGAの治療が可能で、他の病院との違いを幾つか挙げてみました。
- 「現状維持が希望」「発毛を実感したい」「より効果的な発毛を目指したい」など、個人の希望に合わせたオーダーメイド治療を提供している
- 1ヵ月当たり5,500円~と格安の費用でAGA治療を始められる
- オンラインでのテレビ電話診察で遠方に住んでいても治療が可能
あなたの薄毛の悩みやコンプレックスを解消するお手伝いをしてくれますので、まずはAGAヘアクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
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