AGA治療の基礎知識

AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制方法

DHT(ジヒドロテストステロン)の効果や役割

DHT(ジヒドロテストステロン)の効果や役割

「AGAによる薄毛の原因は男性ホルモンではなくDHT(ジヒドロテストステロン)」という話を耳にしたことのある男性はいませんか?

DHT(ジヒドロテストステロン)は男性ホルモンの一種ですが、テストステロンとは違って酵素の5αリダクターゼから産生されます。

実はこの物質は男性が生きていくために重要な存在で、どんな効果や役割を持つのかまとめてみました。

  • 赤ちゃんの時に男性器を作る
  • 男性器がしっかりと発達する
  • 体毛や髭を増加させる

DHT(ジヒドロテストステロン)の量が少ないと男性器が発育しないため、赤ちゃんが母親のお腹の中で育つ時期に大切ですね。

しかし、大人になると次の病気や症状の原因となりますので厄介な存在だと考えられています。

  • 毛乳頭のレセプターと結び付いてヘアサイクルを乱してAGAの原因となる
  • 皮脂でギトギトの状態になってニキビや吹き出物ができやすくなる
  • 排尿症状が中心に引き起こされる前立腺肥大症の原因になる

AGAは通常の男性ホルモンではなくDHT(ジヒドロテストステロン)が引き金となっているからこそ、減らすための対策をきちんと練らなければなりません。

 

AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制方法はこれだ!

AGAを発症している男性は、DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制することで次のように抜け毛や薄毛を解消できます。

  1. 「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」のヘアサイクルが正常化する
  2. 太くて長い髪の毛がしっかりと生えるようになる
  3. 1日の抜け毛の本数は正常な範囲内の50本~100本になる

とは言え、男性ホルモンのテストステロン自体は男性のやる気や筋力と深く関わっている存在ですので、これ自体を減らすのはNGですよ。

そこで、以下ではDHT(ジヒドロテストステロン)だけを抑制する方法をまとめてみました。

薄毛を防いで理想のヘアスタイルをキープするために欠かせないので、AGAを発症している男性は一度目を通しておいてください。

 

フィナステリドを含むプロペシアを服用する

フィナステリドを含むプロペシアを服用する

DHT(ジヒドロテストステロン)の抑制で最も効果的なのは、フィナステリドを含むプロペシアの服用です。

プロペシアはAGAの治療として代表的な内服薬で、男性ホルモンのテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する5αリダクターゼを阻害する働きがあります。

  • 1日に1錠のプロペシアを毎日同じタイミングで服用する
  • 5αリダクターゼが阻害されてDHT(ジヒドロテストステロン)が減少する
  • だんだんと正常なヘアサイクルになって抜け毛が減る

こういったメカニズムでAGAによる抜け毛や薄毛を治療できますので、世界中の男性がプロペシアを服用するようになりました。

効果を実感できるまでの期間には個人差があるものの、長く飲み続ければ抜け毛が減ったり髪の毛にコシが出たりと変化していきます。

フィナステリドを含むプロペシアはAGAの専門クリニックで入手可能で、個人輸入代行サイトの利用とは違ったメリットをまとめてみました。

  • 専門医から処方される形となるので安心感がある
  • 100%正規品のプロペシアを使ってAGAの治療ができる
  • 生活習慣に関するアドバイスやサポートも同時に受けられる

秋葉原に医院を構えているAGAヘアクリニックでは、DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制できるプロペシアが処方されています。

プロペシアよりも料金の安いジェネリック医薬品でAGA治療を受けることもできますので、まずはAGAヘアクリニックで無料カウンセリングを受けて薄毛の悩みを相談してみましょう。

 

参考 AGAヘアクリニックの公式サイトはこちら

 

AGAヘアクリニックの評判をまとめてみた

 

デュタステリドを含むザガーロを服用する

男性ホルモンのテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変えるのは、酵素の5αリダクターゼだと上記では説明しました。

しかし、詳しく説明すると5αリダクターゼは次の2種類に分けられます。

  • 側頭部や後頭部など全身の皮脂腺に存在するⅠ型の5αリダクターゼ
  • 前頭部や頭頂部など頭皮の毛乳頭に存在するⅡ型の5αリダクターゼ

AGAと深く関係するのはⅡ型の5αリダクターゼで、プロペシアの服用で阻害可能ですね。

一方でデュタステリドを含むザガーロはプロペシアと同じ内服薬でありながら、Ⅰ型の5αリダクターゼも同時に阻害してくれます。

つまり、DHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制する効果が高く、ザガーロを飲んでAGAを治療する男性は増えました。

ザガーロもAGA専門クリニックで処方されていますので、プロペシアとどちらが良いのか医師に相談してみてください。

 

サプリメントでノコギリヤシを摂取する

サプリメントでノコギリヤシを摂取する

サプリメントを飲んでノコギリヤシを摂取するのは、DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する方法の一つです。

ノコギリヤシとはヤシ科の植物で、プロペシアと同じようにⅡ型の5αリダクターゼを阻害する効果を持ちます。

残念ながら医学的な効果は立証されていないものの、サプリメントでAGAによる抜け毛や薄毛を対策するメリットをまとめてみました。

  • プロペシアやザガーロなどの内服薬のような副作用がない
  • 身体に負担や刺激を与えずにAGAの原因物質を抑制できる
  • ノコギリヤシ以外にも髪の毛の成長に良い栄養素が入っている

以下のページでもAGAの対策にノコギリヤシが良い理由をご説明していますので、なるべく医薬品を使いたくない男性は一度確認しておきましょう。

 

AGAの対策にノコギリヤシが良い理由!効果や摂取量まとめ

 

ミネラルの亜鉛を摂取する

毎日の食事でDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制することは可能で、ミネラルの亜鉛の摂取がおすすめですよ。

亜鉛は牡蠣の中に多く含まれている栄養素で、5αリダクターゼを抑制する作用があります。

5αリダクターゼの機能が阻害されれば男性ホルモンのテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変わりにくくなるため、AGAによる抜け毛や薄毛を防止できるメカニズムです。

亜鉛とアゼライン酸の摂取で皮膚細胞における5αリダクターゼの活性が阻害されたと研究結果が出ていますし、私たちが生きていくために欠かせない栄養素だからこそ意識して毎日の食事で取り入れなければなりません。

以下ではミネラルの亜鉛を摂取する上で押さえておきたいポイントを幾つか挙げてみました。

  • 成人の男性は1日当たり10㎎を目安に取り入れる
  • 吸収率を高めるためにタンパク質やビタミンCと同時に摂取する
  • 吸収を阻害するインスタント食品やレトルト食品を避ける

亜鉛自体に髪の毛を生産する働きがありますので、普段の食事で不足している男性はサプリメントに頼るべきです。

 

有酸素運動をして汗をかく

有酸素運動をして汗をかく

有酸素運動をして汗をかくと、結果的にDHT(ジヒドロテストステロン)を減らすことができます。

AGAの対策で運動は実に効果的で、身体を動かすことによるメリットを見ていきましょう。

  • テストステロンは増加するが、汗と一緒にDHT(ジヒドロテストステロン)が排出される
  • 血流が促されて頭皮の毛母細胞に栄養素が行き渡りやすくなる
  • リフレッシュ効果やリラックス作用でストレスを発散できる

有酸素運動でAGAを治療するのは難しくても、健康的な髪の毛をキープする上で欠かせませんね。

身体に負担がかかる運動は必要ないので、ウォーキングやジョギングを中心に自分のできる範囲で身体を動かす努力をすべきです。

 

育毛剤や発毛剤を使う

育毛剤や発毛剤の中には、ノコギリヤシやオウゴンエキスなどDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制を図る成分が含まれた製品があります。

5αリダクターゼを減らして薄毛の進行を食い止めながら、髪の毛が太く長く生えやすい環境を作れるのが魅力的です。

ドラッグストアやネット通販で販売されている育毛剤の中には、こんな成分もバランス良く入っています。

  • 毛母細胞を活性化させるペンタデカン酸グリセリドやビチオン
  • フケや炎症を和らげるヒノキチオールやβ-グリチルレチン酸
  • 血行不良を改善するセンブリエキスやトウガラシチンキ

毎日の塗布でAGAの予防や対策ができますので、内服薬に加えて育毛剤も同時に使ってみてください。

 

生活習慣の改善でホルモンバランスを整える

生活習慣を改善してホルモンバランスを整えるのは、DHT(ジヒドロテストステロン)の抑制に役立ちます。

ホルモンバランスが整うと分泌されるテストステロンを正常値にできますので、DHT(ジヒドロテストステロン)が増えるのを予防できるメカニズムですね。

具体的に毎日の生活の中でどんな点を見直せば良いのか幾つか挙げてみました。

  • バランスの良い食事で色々な栄養素を摂取する
  • 夜更かしを避けて良質な睡眠をとる
  • 精神的なストレスを溜め込まないようにする

中でもバランスの良い食生活は大事で、上記でご説明した亜鉛に加えて女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンや、亜鉛の吸収を助けるビタミンB6を意識して摂取しましょう。

 

まとめ

医薬品を使った治療や生活習慣の改善で、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制できます。

遺伝による体質でAGAを発症するのは仕方がないため、DHT(ジヒドロテストステロン)を増やさない努力をしてみてください。

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