AGAと頭皮のかゆみの関係性!効果的な治療薬は?
2018/09/13
目次
AGAと頭皮のかゆみの関係性についてまとめてみた
日常生活を送っていて、次の症状で悩んでいる男性はいませんか?
- 頭皮がチクチクとかゆくなる
- フケが出ていて掻き毟ってしまう
頭皮のかゆみは頭皮環境が悪化しているサインで、そのまま放置するのは危険ですね。
そこで、頭皮のかゆみとAGA(男性型脱毛症)に関係性があるのかどうか、疑問を抱えている男性は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、頭皮がかゆいからといってAGAを発症しているサインとは限りません。
なぜAGAと頭皮のかゆみに直接的な関係性がないのか、考えられる理由を幾つか挙げてみました。
- AGAは頭皮環境の悪化で発症するわけではない
- AGAは男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が深く関わっている
- DHTの生成量が少ない男性はAGAを発症する心配がない
AGAはホルモンバランスが関係して引き起こされる症状で、DHT(ジヒドロテストステロン)による影響でヘアサイクルが崩れて抜け毛の本数が増えていきます。
つまり、「頭皮がかゆいからAGAを発症している前兆」とは言い切れないのです。
頭皮がかゆくなる原因はこれだ!
AGAの発症の有無に関わらず、頭皮のかゆみが引き起こされることはあります。
頭頂部の周辺がチクチクとしたり、フケが出て掻き毟ったりする人は注意しないといけません。
以下では、頭皮のかゆみを引き起こす可能性のある皮膚炎を3つ紹介します。
- 頭皮に分泌される皮脂の量が減ってカサカサと乾燥し、かゆみやひび割れの症状が出る「乾燥性皮膚炎」
- 皮脂の過剰分泌で常在菌のマラセチア菌が繁殖して炎症が引き起こされる「脂漏性皮膚炎」
- 刺激的な物質やアレルギー物質が接触することで炎症を起こす「接触性皮膚炎」
元々の個人の肌質や身近に存在する物質で、頭皮のかゆみが引き起こされるメカニズムですね。
乾燥肌の男性や脂性肌の方は様々な皮膚炎のリスクがありますので、毎日のスキンケアでの予防が必要になります。
AGAを発症している男性は頭皮のかゆみで抜け毛の症状が進行する恐れあり!
「頭皮のかゆみがAGAと関係ないなら放置しても大丈夫なのでは?」と考えている方はいませんか?
確かに直接的には関係していないのですが、AGAを発症していて更に頭皮のかゆみを引き起こしている男性は、抜け毛の症状が進行する恐れがありますよ。
ここでは、頭皮のかゆみでAGAによる抜け毛の症状が酷くなりやすい理由をまとめてみました。
- AGAを発症している男性はDHTによる影響でヘアサイクルが崩れている
- 頭皮に対してかゆみを感じている人は頭皮湿疹の可能性がある
- マラセチア菌の異常繁殖による炎症で無意識のうちに掻き毟る
- 毛根が傷付いて髪の毛の成長に少なからず支障が出る
- 抜け毛の本数が増えて薄毛の症状が進行しやすくなる
つまり、AGAを発症しているのかどうか関係なく、頭皮のかゆみの対策は必須です。
乾燥性皮膚炎や脂漏性皮膚炎を発症している方は自然治癒しないケースもありますので、なるべく放置しないようにしてください。
頭皮のかゆみの効果的な治療薬はこれだ!
頭皮のかゆみは、薬局やドラッグストアで市販されている治療薬で対策可能です。
あまりにも症状が酷い時は病院を受診した方が良いのですが、軽症であれば自宅でも和らげることはできます。
「皮膚科に行かずに頭皮のかゆみを和らげたい」と考えている方のために、効果的な治療薬を幾つか挙げてみました。
パルモアー | プラセンタリキッドとジパルミチン酸ピリドキシンの2種類の有効成分の効能により、皮膚の新陳代謝を促しながら皮膚炎を和らげることができる |
ムヒHD | かゆみ止めとして有名なムヒのシリーズの一つで、アラントインやパンテノールが荒れた皮膚を整えて健康な状態に導いてくれる |
メディクイックHゴールド | ステロイドのプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルを含む医薬品で、炎症やかゆみの症状を抑えてくれる |
エンクロン レメディーナ | かゆみを抑えるジフェンヒドラミンとリドカインや、炎症を和らげるグリチルリチン酸ジカリウムといった成分を含む |
ユースキントーヒル | ステロイド無配合の外用薬で、イソプロピルメチルフェノールが高い抗菌作用で頭皮環境を改善してくれる |
毎日の頭皮ケアでこれらの治療薬を使っていれば、繰り返す頭皮のかゆみを対策できます。
AGAを発症している男性はこれ以上抜け毛の本数を増やさないように、自分の症状や肌質に合う外用薬を使ってみましょう。
頭皮のかゆみは日常生活での予防も大事!
頭皮のかゆみは治療薬の使用だけではなく、日常生活での予防も大事ですね。
日頃から念入りなケアを行っていれば、頭皮のかゆみや炎症を防ぐことができます。
具体的にどのような方法で頭皮のかゆみを予防すれば良いのか見ていきましょう。
- 脂性肌の男性は洗浄力の強い石鹸シャンプーで頭皮の皮脂汚れを落とす
- 乾燥肌の男性は穏やかな洗浄力のアミノ酸系シャンプーで乾燥を防ぐ
- 「最初にブラッシングでホコリなどの汚れを落とす」「シャンプーをしっかりと泡立てる」「ゴシゴシと力を入れて洗わない」など、正しい洗髪方法を心掛ける
- ヘアワックスなどの整髪料を使用した日は念入りに洗って落とす
- 美容院でのヘアカラーやパーマの頻度に注意する
- 夏場は日焼け対策を徹底して太陽の紫外線によるダメージを防ぐ
頭皮への余計な刺激やダメージを防いでいれば、頭皮環境が悪化する心配はありません。
「AGAを発症する」⇒「頭皮環境が悪化する」⇒「抜け毛が増える」という負のスパイラルに陥ることは十分にありますので、正しいヘアケアや頭皮ケアの方法を覚えるべきです。
まとめ
以上のように、AGAと頭皮のかゆみの関係性についてまとめました。
AGAは男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が深く関わっていますので、頭皮のかゆみが原因で発症することはありません。
しかし、AGAによる抜け毛や薄毛が悪化する恐れはあるため、治療薬の使用や念入りな洗髪で頭皮のかゆみを予防すべきです。
もちろん、頭皮ケアやヘアケアではAGAの治療はできませんので、専門病院のAGAヘアクリニックを受診しましょう。
AGAヘアクリニックではフィナステリドやデュタステリドなど、AGAに効果があると立証された医薬品を使って治療できます。
1ヵ月当たりの費用が5,500円~と金銭的な負担を抑えて治療できますので、一度AGAヘアクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
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