AGAに大豆イソフラボンが良い理由
目次
AGAに大豆イソフラボンが良い理由はこれだ!
マメ科の植物の大豆の中には、イソフラボンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。
更年期障害や生理痛など、女性が悩まされる症状を和らげてくれる成分としてイソフラボンは有名ですね。
この大豆イソフラボンは、AGA(男性型脱毛症)にも少なからず効き目があることをご存知でしょうか。
以下では、AGAの症状に大豆イソフラボンが良い理由をまとめていますので、抜け毛や薄毛で悩んでいる男性は一度チェックしておいてください。
AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制できる
大豆イソフラボンがAGAに良いのは、根本的な原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制できるからです。
イソフラボンが女性をサポートする成分として知られているのは、次の作用を持つのが大きな理由となっています。
- 女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする
- エストロゲン様作用で男性ホルモンを抑制する
AGAを発症している男性は男性ホルモンのテストステロンが酵素の5αリダクターゼと結び付き、DHT(ジヒドロテストステロン)が産生されてヘアサイクルが崩れる仕組みです。
このDHT(ジヒドロテストステロン)を抑える効果が大豆イソフラボンにはあるため、AGAに欠かせない存在と考えられていますよ。
「医学的な根拠はあるの?」と疑問を抱えている方はいますが、大豆イソフラボンがDHTを減らす効果は次の実験で証明されました。
- 健康な30歳~59歳の日本人男性に被験者になってもらった
- 毎日60㎎の大豆イソフラボンを3ヵ月間に渡って摂取した
- 血清中のDHTの濃度を調べると顕著な減少が見られた
アメリカではラットを用いた実験でイソフラボンの代謝物のエクオールを投与したところ、DHTの濃度が減少したと報告されていますので、AGAに何かしらの効果があると考えて良さそうです。
フリーテストステロン値の減少に繋がる
大豆イソフラボンはDHT(ジヒドロテストステロン)に加えて、フリーテストステロン値の減少にも繋がると報告されています。
フリーテストステロンとは男性ホルモンの中でも生理活性の強いタイプで、5αリダクターゼと結び付くとDHTに変化してAGAの原因となりますので注意しないといけません。
その数値が少しでも減少すれば、AGAの発症や悪化を防げるわけですね。
しかし、男性ホルモン(テストステロン)は無駄な存在ではなく、私たち男性の身体の中で次のような働きを担っています。
- 筋肉を大きくして逞しい身体のラインを形成する
- 性欲増進や精力増強など男性機能と深く関わっている
- 血管や臓器にコレステロールが溜まりにくくなる
- 精神的な作用が大きく、不安や不眠の解消に繋がる
「大豆イソフラボンでフリーテストステロンの数値が下がるのは危ないのでは?」と意見が出ているものの、摂取量の上限を守っていれば副作用の心配は一切ありません。
大豆にはイソフラボン以外の栄養素も多い
大豆製品の中には、イソフラボン以外の栄養素も数多く含まれています。
その中には髪の毛に良い働きをする栄養素も多いため、大豆はAGAの男性が積極的に食べたい食べ物の一つです。
以下では、大豆の中に含まれているイソフラボン以外の成分を幾つか挙げてみました。
- 髪の毛を強く丈夫にするシスチンや、シスチンを生成するメチオニンなどのアミノ酸
- アミノ酸を髪の毛の原料となるケラチンに再合成する亜鉛(ミネラル)
- 細胞の老化を抑制するビタミンAや、頭皮環境を正常化するビタミンB群
どれも抜け毛や薄毛の予防に必須の栄養素ですので、納豆や豆腐を中心に大豆製品を毎日の食生活に取り入れてみましょう。
栄養不足が引き金となってAGAによる抜け毛の症状が悪化するリスクはあるため、不規則な食生活を送っている男性は十分に気を付けてください。
※AGAと栄養不足の関係性については以下のページでも詳しく説明しています。
大豆イソフラボンの目安摂取量をチェック!
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きで、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑えてくれる嬉しい栄養素です。
ただし、摂取上限を超える量を長期間に渡って継続的に取り入れていると、何かしらの副作用のリスクがありますので注意しないといけません。
大豆イソフラボンの目安摂取量は、厚生労働省から以下のように設定されています。
- 毎日の食事からは1日当たり70㎎~75㎎
- サプリメントで上乗せする場合は30㎎
食べ物とサプリメントをトータルして、1日100㎎程度と覚えておけば大丈夫ですよ。
以下では、大豆加工製品100g当たりにどの程度の量のイソフラボンが配合されているのかまとめてみました。
- 豆腐は20.3㎎
- 納豆は73.5㎎
- 豆乳は24.8㎎
- きなこは266.2㎎
- 煮大豆は72.1㎎
ガブガブと大豆製品を食べていなければ1日の目安摂取量の上限を大きく超える心配はないものの、男性が大豆イソフラボンを過剰摂取するとAGAを解消するどころか乳房障害などの副作用のリスクが高まりますので気を付けましょう。
サプリメントを使ったイソフラボンの摂取もおすすめ!
手軽にイソフラボンを摂取して身体の内側からAGAを対策したい男性には、サプリメントの摂取もおすすめです。
現在では育毛や発毛のサポートをしてくれるサプリメントがインターネット通販で数多く販売されています。
「エクオール」や「クオリア」は更年期障害で悩む女性に作られた健康食品ですが、BOSTON(ボストン)は男性用のサプリメントです。
BOSTON(ボストン)は顧客満足度92.6%と非常に高い製品で、どのような特徴があるのか幾つか挙げてみました。
- 「コラーゲンペプチド」「イソフラボン」「ノコギリヤシ」「亜鉛」と注目成分が入っている
- 毎日の食事で足りない栄養素がバランス良く入っている
- 初めて飲む男性のために45日間の返金保証制度が採用されている
普段の食事の栄養サポートとして取り入れてAGAの悪化を食い止めることができますので、是非一度BOSTON(ボストン)を飲んでみましょう。
まとめ
以上のように、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを男性が摂取すると、AGAの引き金となるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑えてくれます。
毎日の食事やサプリメントで摂取するのは難しくないものの、医薬品のような確実な変化や効果は得られません。
あくまでも抜け毛や薄毛を和らげるサポートしか期待できないため、AGAを発症している男性は専門病院のAGAヘアクリニックで治療を受けるべきです。
AGAヘアクリニックではプロペシアやミノキシジルなど投薬によるAGA治療が実施されていますので、まずは薄毛の悩みをカウンセラーや医師に相談してみてください。
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