AGAの治療を中止すると?リバウンドのリスクは高くなる?
2019/03/23
目次
AGAの治療を中止するとどうなるの?
AGAの治療を開始したは良いものの、中止した時にどんな影響が引き起こされるのか疑問を抱えている男性は意外と多いのではないでしょうか。
- 治療で成功した今の頭皮や髪の毛を維持できるのか?
- 治療を始める前の状態に戻ってしまうのか?
- 治療前よりも更に酷い状態に薄毛が進行するのか?
髪の毛は見た目のイメージに大きく関わるため、このような悩みを抱えるのは当然です。
結論から言うと、中止した瞬間から少しずつAGAは進行する特徴を持ち、抜け毛が増えて薄毛は酷くなっていきます。
もちろん、「プロペシアを1日飲まなかったら直ぐに後戻りする」と急激に変化するわけではありません。
しかし、基本的にAGA(男性型脱毛症)自体が完治することはなく、プロペシアやミノキシジルを使った治療は症状を一時的に食い止めているに過ぎないと心得ておくべきです。
AGA治療の中止によるリバウンドとは?
AGA治療の中止で元の状態に戻る現象を「頭皮や髪の毛のリバウンド」と呼ぶことがあります。
リバウンドとは主にダイエットで使われる言葉で、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
- ダイエットをして痩せた後に元の体型に戻ったり体重が以前よりも増えたりするのがリバウンド
- 短期間で激しく体重が変動すると水分と糖質のバランスが崩れてリバウンドの原因となる
- エネルギー消費を減らして身体の機能を維持しようとするホメオスタシスも原因の一つ
「せっかく痩せられたのに元の体重に戻ってしまった・・・」とショックで頭を抱えている女性は少なくありません。
このような感じで、AGAにおけるリバウンドは治療前の髪の毛の薄さに戻ったり、更に薄毛が進行したりする状態を指します。
とは言え、ダイエットのリバウンドとは少々意味合いが異なり、上記でも説明したようにAGAが完治しない病気なのが理由です。
- AGAを発症した男性は何もしなくてもヘアサイクルが短くなっていく
- 成長期が短くなり、逆に休止期が長くなって抜け毛の量が増える
- 年月を重ねるにつれて薄毛の症状が進行していく
- 何かしらの方法でAGA治療を行うと症状の進行をストップさせられる
- 治療を中止すれば投薬を始める前と同じように進行する
- 一度髪の毛が復活してもまた薄くなり、時間が経過すれば更に酷くなる
「以前よりも更に酷くなった=リバウンドした」と考える男性は多いものの、治療を始める前の状態に戻っているに過ぎません。
つまり、原理的にはAGAの治療は一生続けなければならない厄介な病気なのです。(以下のページで詳細を記載しています)
AGA治療を継続すれば髪の毛を維持できる
AGA治療を中止すると元に戻りますが、継続すれば髪の毛を維持できます。
数多くの医薬品の中でも代表的なのがプロペシアで、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制してヘアサイクルの乱れを防げるのです。
プロペシアの服用に加えて下記の治療も同時に組み合わせれば、今の状態の維持だけではなく発毛や育毛も決して夢ではありません。
- 血管拡張作用で栄養素を毛母細胞へと届けて発毛効果を得られるミノキシジル(外用薬)を使う
- 発毛に有効な成分を頭皮から直接注入する育毛メソセラピーをAGA専門クリニックで受ける
- DHTの影響を受けにくい側頭部や後頭部の髪の毛を薄毛部分へと移植する自毛植毛手術を受ける
毛母細胞や毛乳頭が生きていれば手遅れということはありませんし、回復する可能性は十分にあります。
回復可能なのか手遅れなのか素人では正確に判断できないので、AGA治療を行う病院へと相談するのは選択肢の一つです。
- インターネットでAGAクリニックを探して無料カウンセリングの予約をする
- 当日に足を運んでAGAによる抜け毛や薄毛の悩みを相談する
- 正しい知識を持った医師やカウンセラーから治療法を紹介してもらう
- 自分の年齢や症状、予算に合う方法で治療を継続していく
このような流れで治療ができ、途中で諦めたり中止したりしなければ理想のヘアスタイルを手に入れられるでしょう。
どの病院が良いのか悩んでいる男性には、医学的根拠に基づいた治療が可能なAGAスキンクリニックがおすすめです。
専門の医師が自ら体験して効果を実感した発毛治療を1ヵ月3,400円~と格安の費用で始めることができ、詳細はAGAスキンクリニックの無料カウンセリングで伺ってみてください。
AGA治療を中止した人が良い男性の特徴は?
- どうしてもAGAを治療してフサフサの髪の毛を手に入れたい
- いつまでも若々しい状態をキープしたい
- 薄毛の状態は恥ずかしくて耐えられない
- 自分の頭皮や髪の毛を見る度にストレスが溜まる
上記に該当する男性はAGA治療を行うべきで、現在では自宅で対策したり病院で医師と一緒に治療を受けたりできます。
※自宅でAGAの治療や対策を始めたい方はこちら
しかし、リバウンドのリスクが上がったとしても、継続するのではなくAGAの治療を中止した方が良い男性もいます。
そんな男性の特徴を幾つか挙げてみました。
妊活中で子作りしようと考えている
妊活中で子作りしようと考えている男性は、AGAの治療方法に気を配らなければなりません。
プロペシアを服用しているのであれば一時的に中止した方が良く、その理由をチェックしておきましょう。
- プロペシアには悪玉男性ホルモンのDHTを減らすフィナステリドが入っている
- 服用した量の0.00076%以下が精液の中に混じる
- 胎児に何かしらの悪影響を及ぼす可能性がある
精液に含まれた微量のフィナステリドが胎児に危険だと言い切ることはできないものの、妊娠中の女性は絶対にプロペシアを服用したり錠剤を触ったりしてはいけないと決まっています。
大事な赤ちゃんの成長に関わるからこそ神経質になった方が良いですし、妊活中の男性は別の方法でAGAの対策を行うべきです。
投薬治療による副作用が酷い
投薬治療による副作用が酷い男性も、AGAの治療を一時的に中止して様子見をしなければなりません。
男性ホルモンに作用するプロペシア(フィナステリド)には、以下の副作用のリスクがあります。
- 男性機能の低下
- 勃起不全(ED)
- 精子量の減少
- 性欲の減退
- 肝機能障害
男性であれば誰でもフサフサの髪の毛を維持したいと考えますが、副作用による体調不良と戦ってまで服用する内服薬ではないのです。
AGAの治療を中止しても元に戻りにくい方法はある!
子作りや副作用でAGA治療を中止したとしても、以前の状態に戻りにくい方法は幾つかあります。
そこで、どんな点を押さえておけば良いのか見ていきましょう。
- プロペシアやミノキシジルの服用を一気にやめるのではなく少しずつ減らす
- 野菜類や魚類などバランスの良い食生活を送って髪の毛に栄養を与える
- 正しい洗髪や頭皮マッサージで頭皮環境を良好な状態で保つ
- 良質な睡眠をとって髪の毛を成長させる成長ホルモンの分泌を促す
- 頭皮の血流を阻害するタバコはやめる(禁煙にチャレンジする)
このようにAGAの進行を少しでも食い止める対策を行うことにより、治療を中止しても元の薄毛に戻りにくくなります。
100%確実な方法ではありませんが、治療をやめても今の自分にできることを考えてみましょう。
まとめ
以上のように、AGAは進行性の病気ですので、治療を中止すれば元に戻って更に時間が経てば薄毛の症状は酷くなる可能性があります。
20代よりも30代、30代よりも40代の方が進行しやすく、「リバウンドなんだ!」と考えるのは仕方ありません。
しかし、治療を継続すれば現状維持や改善は可能ですし、中止してからも行える対策はあるので安心してください。
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