全スカの状態で取り組みたいAGAの治療
目次
全スカとはどのような状態?何が原因?
明確に医学界で定義されているわけではないものの、全スカとは頭皮全体の髪の毛が薄くなってスカスカに見える状態を指します。
「全スカ=薄毛の症状」と考えればOKで、次の2つが大きな特徴ですね。
- 頭頂部の地肌が丸見えの状態になっている
- 前頭部の生え際は髪の毛がキープされている
髪の毛が弱々しくなっている点では一緒で、更に薄毛が進行して見た目のイメージが崩れるケースは少なくありません。
全スカになる原因は、以下のように個人によって違いがあります。
- 悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)による影響でヘアサイクルが乱れるAGAを発症している
- びまん性脱毛症やひこう性脱毛症を患っている
- 不規則な生活習慣やストレスで抜け毛の本数が増えている
必ずしもAGAが原因で全スカになっているわけではなく、びまん性脱毛症を発症している女性も頭皮がスカスカになることは意外にも多いのです。
薄毛の原因によって対処法には違いがありますので、まずは自分がなぜ全スカになっているのか見極めることから始めましょう。
全スカの状態で取り組みたいAGAの治療法はこれだ!
DHT(ジヒドロテストステロン)が引き金となって全スカの状態になっている男性は、AGAの治療で改善できますよ。
AGAを発症している男性は自然と治ることがなく、以下のように少しずつ症状が進行していきますので注意しないといけません。
- 20代や30代でAGAを発症したばかりは抜け毛が増えているだけの状態
- AGAを放置していると全スカになってボリュームが低下していく
- 全スカが進行すると前頭部や生え際も後退し始める
- 頭頂部と前頭部の両方から進行して老けたイメージを与える
※AGAの進行は緩やかでも確実に症状が悪化していくメカニズムに関しては以下のページでもまとめています。
そこで、ここでは全スカの状態で取り組みたいAGAの治療法を幾つか紹介しています。
「全スカだから改善は難しい」「若い頃の髪型に戻すのは不可能」と諦めている男性はいますが、医学的に効果のある治療で回復することは十分にできますので、何をすれば良いのか参考にしてみてください。
プロペシアとミノキシジルを併用する
全スカの男性には、プロペシアとミノキシジルを併用するAGAの治療がおすすめですね。
ある程度薄毛の症状が進行した全スカの場合、プロペシアの服用だけで回復するとは限りません。
日本皮膚科学会が示しているAGA治療ガイドラインでAランクの高い評価を得ているものの、あくまでもAGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑えるだけで直接的な発毛効果は期待できないのが特徴です。
しかし、内服薬のプロペシアと外用薬のミノキシジルの2つの医薬品を併用していれば、次のように身体の内側と外側の両方から対策できます。
- プロペシアのフィナステリドの効果で抜け毛の発生を食い止める
- ミノキシジルの効果で血管拡張作用で発毛効果を促す
どちらかの医薬品単体の治療と比べると、1ヵ月で負担する費用が高くなる点は押さえておかないといけません。
その代わりに全スカの状態を改善できる可能性が高くなりますので、プロペシアとミノキシジルの併用は是非とも取り組んで欲しいAGAの治療です。
秋葉原に医院を構えているAGAヘアクリニックでは、以下の複数の医薬品から自分の症状に合わせてAGAの治療を続けることができます。
- 5,500円のFINA(フィナステリド配合内服薬)
- 8,000円のDUTA(デュタステリド配合内服薬)
- 13,000円のMINOX LIQUID(ミノキシジル配合外用液)
どの組み合わせが良いのか専門医の判断やアドバイスを聞きながら全スカを対策できますので、まずはAGAヘアクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
頭皮マッサージで血行不良を改善する
頭皮の髪の毛がスカスカの全スカを何とかしたい男性は、頭皮マッサージで血行不良を改善してみましょう。
頭皮マッサージはあくまでも頭皮環境を促すことしかできないので、AGAの直接的な治療には繋がりません。
しかし、身体の血の巡りが悪くなって血行不良の状態が長く続いていると、こんな感じで髪の毛に支障が出ます。
- 栄養を運ぶ心肺機能が低下しやすくなる
- 栄養不足で毛母細胞にエネルギーが届かなくなる
- 太くて長い髪の毛がしっかりと育たなくなる
私たちの髪の毛は食べ物からの栄養素をもらって成長していますので、上記で紹介したミノキシジルの育毛剤を使いながら頭皮マッサージを行うのが効果的です。
以下のページでは頭皮マッサージの正しいやり方を説明していますので、AGAによる抜け毛や薄毛で悩んでいる男性は一度取り組んでみましょう。
AGA専門クリニックで育毛メソセラピーを受ける
全スカの状態は薄毛の症状が進行しているサインです。
個人の症状によっては投薬療法で回復しない恐れがありますので、そんな時はAGA専門クリニックで実施されている育毛メソセラピーをおすすめします。
育毛メソセラピーとは、成長因子やミノキシジルを頭皮に直接注入して発毛を目指す治療ですね。
他のAGAの治療と違い、育毛メソセラピーにどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
- レーザーやローラーを使って薬剤を頭皮の奥まで浸透させるので発毛効果が高い
- 患者さんの体調やアレルギーに合わせて注入するカクテルの成分を変えられる
- プロペシアやザガーロのように男性機能と関係する副作用のリスクがない
高い発毛効果が得られるのにも関わらず、副作用のリスクが一切ないところが魅力的です。
ただし、育毛メソセラピーは1回の治療で効果が得られるとは限らないので、AGAによる全スカで悩んでいる男性は医師の指示に従って複数回に渡る処置を受けてみてください。
※育毛メソセラピーでAGA治療を受けたい男性は、以下のページで紹介しているクリニックを選んでみましょう。
全スカを髪型やヘアスタイルでカバーするのは選択肢の一つ!
全スカを改善する目的でAGA治療を始めても、直ぐに元通りの状態に回復するわけではありません。
選択する治療法によって異なりますので一概には説明できませんが、全スカの薄毛を改善するまでには長い時間がかかります。
つまり、発毛効果を出して髪の毛が生えるまでは見た目のイメージが悪くなりやすいため、髪型やヘアスタイルでカバーするのは選択肢の一つですよ。
ここではAGAによる全スカで悩む男性におすすめの髪型やヘアスタイルを幾つか紹介していますので、美容院や理容室でカットしてもらいましょう。
- 前髪や頭頂部など薄毛の部分を少し長くする「おしゃれ坊主」
- 髪の毛の束を使って頭皮全体に散らすような「ベリーショート」
- 全スカを完全に誤魔化すことができる「スキンヘッド」
全スカに限った話ではないものの、薄毛は無理にロングヘアにするよりもショートヘアの方が自然と隠すことができます。
ショートヘアの方が遥かに清潔感を出すことができますので、仕事でスキンヘッドにするのが難しいのであれば、おしゃれ坊主やベリーショートにチャレンジすべきです。
まとめ
以上のように、全スカの男性でもAGAの治療で回復できることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
今の薄毛の症状であなたに合う治療法には違いがありますので、「どんな対処をすれば良いの?」と悩んでいる男性は一度専門クリニックに相談してみてください。
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