10代の未成年でもAGA治療を受けられる?
2018/04/24
目次
未成年の薄毛の原因は?
「髪の毛が薄くなる」「ハゲる」と聞き、中高年の男性をイメージする方は少なくありません。
確かに、AGAは加齢によって発症しやすくなる傾向がありますが、10代の未成年者でも薄毛で悩むことはあります。
- 10代でハゲ呼ばわりされるオッサンの気持ちを分かるなんて思わなかった
- まだ10代の未成年なのに薄毛で悩むなんて本当にショック
- このまま彼女ができないと考えると不安で仕方がない
こういった口コミを残している方は多く、多感な時期だからこそコンプレックスを抱えやすいのです。
以下では未成年者の薄毛の原因を幾つか挙げてみました。
- 悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)がヘアサイクルを狂わせる
- 遺伝で親から髪の毛が薄くなりやすい体質を受け継ぐ
- 家庭の事情や人間関係、恋愛や就職など様々なストレスを抱えている
- アレルゲンの増加や食生活の欧米化でアレルギーを発症している
- 間違ったシャンプーなどのヘアケアで頭皮が炎症を起こしている
- 睡眠不足やストレスによる影響でホルモンバランスが崩れている
全ての原因がAGA(男性型脱毛症)と絡んでいるわけではなく、偏った食生活や睡眠不足など生活習慣も密接に関わっているので注意しなければなりません。
10代の未成年者がAGAかどうか判断するには?
- 抜け毛が増えてきたような気がする
- 頭皮のボリュームが明らかになくなってきた
- 前髪が薄くなって前頭部の剃り込みが酷い
10代の未成年者でこれらの症状が出てきたら、AGAを発症している可能性があります。
一般的には30代や40代など年齢を重ねてAGAを発症するケースが多く、若い年齢で著しく薄毛が進行することは少ないのです。
しかし、AGAの引き金となるDHT(ジヒドロテストステロン)は男性器を形成する重要なホルモンで、10代の前半から思春期にかけて増え始めます。
つまり、男性器の発達が早い男子はそれだけDHTの量が多く、10代後半でAGAの症状が出るのは珍しくありません。
見た目だけでは完全にAGAかどうか判断することはできず、最終的には病院を受診して医師の診察を受ける必要があります。
10代の未成年者はAGA治療を受けられるの?
髪の毛に関する悩みを抱えている10代の未成年者は、「自分もクリニックや病院でAGA治療を受けられるのか?」と疑問を抱えているのではないでしょうか。
病院によって判断が異なりますが、基本的には中学生や高校生でもAGAの治療は受けられます。
ただし、AGA治療として一般的なプロペシアやミノキシジルなど、医薬品が病院で処方されることはありません。
- プロペシアは男性ホルモンのDHTを抑えられるAGAに有効な内服薬
- 世界的にもAGAの治療薬として認められているので効果が高い
- プロペシアを作っているメーカーのMSD社の添付文書では20歳未満の服用を禁じている
- 思春期の段階で服用すると男性ホルモンが減って成長に悪影響が出る
こういったリスクがあり、どんなにお願いしても保護者と同伴で治療を受けたとしても処方されることはないのです。
外用薬のミノキシジルに関しても頭皮への刺激が強く、10代の未成年者の使用は禁じられています。
AGAの治療で使われる医薬品には様々な副作用があり、男性ホルモンの分泌が安定していない時期に飲まない方が良いのは何となくお分かり頂けるでしょう。
そのため、未成年者が病院やクリニックを受診することはできても、医薬品を使ったオーソドックスなAGA治療は受けられないのです。
10代の未成年者でも可能なAGA治療は?
10代の未成年者への医薬品の処方が禁じられているだけで、病院によっては他のAGA治療を選択できます。
- 医薬品成分ではなく植物エキスが中心に含まれている育毛剤の処方
- 注射器で発毛有効成分を注入する育毛メソセラピーやHARG療法
- 自分の髪の毛を薄毛部分へと移植する自毛植毛
これらの方法から選ぶ形となり、中でも10代の若者にはミノキシジル以外の成分で作られた育毛剤の処方が一般的です。
- 血行促進効果で栄養素を行き渡らせる「センブリエキス」
- 血行を促したり保湿したりできる「M-034」
- 新陳代謝を高めて細胞を活性化させられる「ニンニクエキス」
- 頭皮へと潤いを与えて保湿効果が期待できる「トレハロース」
- 頭皮に引き起こされている炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」
上記の成分で作られた自然の育毛剤であれば安全性が高く、自宅で塗布するだけで良いので手軽に始められます。
病院によっては育毛メソセラピーや自毛植毛も実施されていて、副作用のリスクが低いからこそ未成年者でも治療できるのです。
10代の未成年者におすすめの病院は?
10代の未成年者がAGA治療を受けるに当たり、おすすめの病院はAGAスキンクリニックです。
未成年でも法定代理人(親権者または未成年後見人)の同意があれば、無料カウンセリングや処置を受けられるので安心してください。
- AGAスキンクリニックの公式サイトへとアクセスする
- 「治療の流れ」というページを参照する
- サイト上のリンクから同意書をダウンロードする
- 必要事項を入力して来院する際に持参する
このような流れとなり、最初に頭皮や毛根の状態をマイクロスコープで診察してくれます。
AGAスキンクリニックは全国の至る場所に店舗を構えている大手の病院ですし、下記のように未成年にピッタリの方法も豊富です。
- ケトコナゾールが配合されたオリジナルシャンプーの「Dr.BALUMO」
- 血行促進やボリュームアップ効果を促してくれるトリートメントの「Balumo」
- 発毛と深く関わる成長因子を頭皮へと注入する「AGA幹細胞再生治療」
プロペシアやミノキシジル以外のAGA治療が用意されているので、一度AGAスキンクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
未成年者は無理にAGA治療を受けなくても自宅での対策でOK!
髪の毛がどんどん薄くなり、「早く病院を受診して治療を受けなければ・・・」と見た目を気にする年齢の未成年者が考えるのは仕方ありません。
センシティブな時期なので、薄毛の悩みのせいで不登校になるケースもあります。
しかし、未成年者は無理に病院でAGA治療を受ける必要はなく、自宅での対策でも回復は十分に可能です。
- 頭髪は20代前半をピークに成長し、10代では薄くてもまだ分からない
- 男性ホルモンをコントロールする医薬品は副作用があって危険
- 育毛メソセラピーを受けるほど薄毛の症状は進行しない
- AGA以外の原因で薄毛が引き起こされている可能性もある
こういった理由で生活習慣の見直しに焦点を当てたAGA対策を行った方が良いでしょう。
具体的にどんな薄毛対策をすれば良いのか以下では幾つか挙げてみました。
- 髪の毛の主成分となるタンパク質やケラチンの合成を助ける亜鉛など、豊富な栄養素を毎日の食生活でバランス良く摂取する
- ヘアワックスやスプレーなどの整髪料をつけた日は特に丁寧に洗髪する
- シャンプーをする時に頭皮の血行を良くするためにマッサージをする
- 成長ホルモンの分泌を活性化するために睡眠不足に注意する
規則正しい生活を送ることで、髪の毛がしっかりと生える環境を作れます。
まとめ
以上のように、10代の未成年者でもAGA治療を受けられますが、方法は限られるので注意しなければなりません。
薬事法で未成年への販売や使用が禁じられている医薬品を使うのは危険ですし、別のトラブルのリスクもあります。
それに、コストの面でAGA治療を受けるのが難しい場合もあり、自宅での対策に焦点を当てて髪の毛の悩みを改善できるように努力してみてください。
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