AGAの治療薬が効かない男性に共通する特徴
2019/04/05
目次
AGAの治療薬が効かない男性に共通する特徴をチェック!
AGAの治療を念入りに行っているのにも関わらず、以下のように感じている男性は少なくありません。
- 抜け毛の減少や薄毛の改善などの効果がない
- 投薬治療では全く効かない
- 変化の前兆すら起こっていない気がする
髪の毛を復活させるために取り組んでいるのに、医薬品が全く効かなければショックを受けてしまいますよね。
そこで、以下ではプロペシアやミノキシジルなど、AGAの治療薬が効かない男性に共通する特徴を幾つか挙げてみました。
医薬品に問題が潜んでいるわけではなく、自分のAGA対策の方法が間違っている可能性も意外と高いので一度チェックしておきましょう。
AGAではなく別の脱毛症を発症している
「髪の毛が薄くなって薄毛が進行している=AGAを発症している」とイメージしている男性はたくさんいます。
確かに、男性が加齢によって悩まされる薄毛の多くはAGA(男性型脱毛症)が絡んでいるため、この考え方は決して間違ってはいません。
しかし、AGAではなく別の脱毛症を発症して薄毛が進行している男性は、プロペシアの服用だと専門的なAGAの治療薬を服用しても全く効かないのです。
AGA以外にどんな脱毛症の症状があるのか見ていきましょう。
- 円形脱毛症:精神的なストレスによる自己免疫疾患の可能性が非常に高く、頭皮の一部分や複数箇所の髪の毛が抜け落ちて10円玉ハゲが形成される
- 脂漏性脱毛症:頭皮の毛穴から分泌される皮脂が増えすぎるのが大きな原因で、髪の毛がしっかりと成長するのを阻害して薄毛の症状が進行する
- 抜毛症(抜毛癖や禿頭病):身体的には特に異常はないものの、日常的に強いストレスを感じている人は健康な髪の毛をプチプチと無意識のうちに抜いてしまう
これらの薄毛の症状は、還元酵素の5αリダクターゼや悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が深く関わっているAGAとはメカニズムが異なります。
AGAの代表的な治療薬であるプロペシアは5αリダクターゼやDHTに働きかける作用がありますので、他の薄毛の症状に効かない理由はお分かり頂けるのではないでしょうか。
AGAの症状が進行して毛母細胞が弱っている
AGAの症状が進行した重度の男性は、毛母細胞自体が既に弱っています。
- 毛母細胞が弱っていると発毛する力がない
- プロペシアやミノキシジルなど治療薬を使う
- 髪の毛自体を作り出すことができないので意味がない
- 抜け毛や薄毛の改善は難しい
上記のように手遅れの状態だと治療薬の効果が効かないため、なるべく早めに対策をしなければなりません。
毛母細胞が死んでしまえば新しい髪の毛を作り出す力はないので、「まだ自分は大丈夫だろう」と高をくくらずに自分の頭皮へと異変を感じたら直ぐに育毛剤で対策したりクリニックで専門的な治療を受けたりするのが良いですね。
Ⅰ型の5αリダクターゼの割合が多い
内服薬のプロペシアに限定した話ですが、Ⅰ型の5αリダクターゼの割合が多い男性ほど薬の効果が効きにくい特徴があります。
男性ホルモンのテストステロンを悪玉のDHT(ジヒドロテストステロン)へと変えてヘアサイクルを狂わせるのは、以下の2種類の還元酵素です。
- Ⅰ型の5αリダクターゼ:後頭部や側頭部の皮脂腺に多く存在している
- Ⅱ型の5αリダクターゼ:前頭部や頭頂部の毛乳頭に多く存在している
基本的にAGAはⅡ型の還元酵素が引き金となりやすいため、その働きを抑えてDHTの産生を阻害するプロペシアが大いに役立ちます。
しかし、前髪や生え際部分に蔓延しているⅠ型の5αリダクターゼの割合が多い男性は、いくらプロペシアを飲んでフィナステリドを取り入れても中々治りにくいのです。
フィナステリドが効かないと分かっているのにも関わらずそのまま飲み続けても全く意味がないので、両方の5αリダクターゼを阻害するザガーロ(デュタステリド)を飲んでみましょう。
- ザガーロに含まれているデュタステリドはⅠ型とⅡ型の還元酵素に効果を発揮する
- プロペシアよりも抜け毛の改善効果が高いとデータが出ている
- AGA専門クリニックだけではなく個人輸入代行業者でも入手できる
このような特徴があり、AGAによる抜け毛や薄毛の症状を和らげるために一度試してみてください。
自宅で何かしらのAGA対策を行っている
自宅でAGA対策を行うのは選択肢の一つで、下記のように様々な方法から自分に合うものを選ぶことができます。
- 薬局やドラッグストアで市販されている育毛剤を塗布する
- ネット通販で育毛サプリメントを購入して身体の内側から発毛環境を整える
- 食生活の乱れを改善したり運動不足を解消したりする
抜け毛や薄毛の症状を和らげるに当たって何かしらのケアを行うのは大事ですが、病院やクリニックでの治療と比較すると効き目が少ないので注意しなければなりません。
AGAの治療薬を使っても効果や変化を実感できるまでに3ヶ月~6ヶ月と長い期間がかかりますので、自宅でのAGA対策は効果的とは言えないのです。
AGAの症状が進行すればするほど回復が難しくなるため、悪化しないうちに専門病院のAGAスキンクリニックを受診してみましょう。
全国の主要都市に医院を構えているAGAスキンクリニックでは、以下のように様々な治療が実施されています。
- オリジナル内服薬+外用薬の「Rebirth(リバース)」
- プロペシアやミノキシジルの処方
- 頭皮へと薬剤を注入するAGAメソセラピー
- 成長因子で発毛を促すAGA幹細胞再生治療
自分の目的や症状、予算に合う治療法を提供してくれますので、「自宅で対策しても効かなかった」という男性は一度無料カウンセリングを受けてみてください。
まとめ
以上のように、AGAの治療薬が効かない時はAGA以外の脱毛症を発症していたり、Ⅰ型の5αリダクターゼの割合が多かったりという原因が考えられます。
この正確な判断は素人では正確に下すことができません。
そのため、自宅であれこれとセルフケアをやってみて変化を得られない時は、病院やクリニックを受診して正しい知識を持った医師による治療を受けた方が良いですよ!!
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