AGAの進行度をチェックできるハミルトン・ノーウッド分類
目次
AGAの進行度をチェックできるハミルトン・ノーウッド分類とは?
一般男性が引き起こす薄毛の症状の多くは、AGA(男性型脱毛症)が深く関わっています。
男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が引き金となってヘアサイクルが乱れ、抜け毛の本数が増えて薄毛が進行していくメカニズムですね。
このAGAの進行度をチェックする方法として、ハミルトン・ノーウッド分類が大いに役立ちます。
ハミルトン・ノーウッド分類は脱毛症の治療現場を中心に、薄毛の進行度を測る基準や目安として使われるようになりました。
ハミルトン・ノーウッド分類によると、AGAの大まかな進行パターンは次の2種類に分けられます。
- 生え際から徐々に前髪が後退していく「M字型」
- 頭頂部から薄くなって進行していく「O字型」
どちらもAGAの代表的な症状で、ゆっくりと薄毛が進んでいく点では一緒ですよ。
※AGAの症状の進行スピードが緩やかな点については以下のページでも詳しく説明しています。
後頭部や側頭部の髪の毛ではなく、生え際がアルファベットのM字のように剃り込んでいたり頭頂部のボリュームがなくなったりしている男性は、AGAを患っている可能性が高いと判断して良いでしょう。
ハミルトン・ノーウッド分類はAGAの症状を9つのステージに分けている!
AGAの進行度を示すハミルトン・ノーウッド分類は、最初にアメリカの医師ハミルトンが提唱してその後にノーウッド医師が改訂したことにより、こう名付けられるようになりました。
「自分の頭髪密度は低下しているのでは・・・」と不安を抱えている男性は、この分類法を知っておくだけでもAGAなのか判断しやすくなります。
AGAによる薄毛はM字型とO字型の2種類に大きく分けられていますが、ハミルトン・ノーウッド分類は次の9つのステージに細かく分類しているのが特徴ですね。
男性の体質によって個人差がありますので、ハミルトン・ノーウッド分類の9つの進行パターンについて見ていきましょう。
- Ⅰ型:まだ脱毛は始まっていない状態で、始まっていても気付かないレベル
- Ⅱ型:Ⅰ型から薄毛の症状が進行し、生え際の剃り込み部分が後退している
- Ⅱ Vertex型:Ⅱ型の症状に加えて更に頭頂部がO字型に薄くなっている状態
- Ⅲ型:前頭部がしっかりとM字状態になっていて髪の毛全体のボリュームが低下している
- Ⅲ Vertex型:前頭部のⅢ型と同時に頭頂部のボリュームも薄くなっている
- Ⅳ型:生え際から頭頂部にかけて薄毛が進行して前頭部の後退は更に進んでいる
- Ⅴ型:Ⅳ型が更に進行して前頭部と頭頂部の脱毛部分が繋がりそうな状態
- Ⅵ型:薄毛が著しく進行した状態で、頭頂部の後退が後頭部まで達している
- Ⅶ型:AGAによる薄毛の最終段階で、後頭部や側頭部にしか髪の毛が残されていない
AGAの症状が進行すればするほど、見た目のイメージが悪くなっていきます。
AGAは一度発症すると自然に完治しない厄介な病気ですので、「薄毛を何とかしたい」「若々しい髪型を手に入れたい」と考えている男性は早めに対策を練らないといけません。
Ⅱ Vertex型までは投薬治療で何とかなる
AGAの進行でハミルトン・ノーウッド分類の「Ⅰ型」「Ⅱ型」「Ⅱ Vertex型」は、第一段階と呼ばれています。
AGAを発症してから間もなく、頭皮の毛母細胞はまだ生きている可能性が高いため、投薬治療で何とかなるのが特徴です。
- Ⅱ型の5αリダクターゼを阻害してDHTを減らせるプロペシア
- Ⅰ型とⅡ型の両方の5αリダクターゼを阻害できるザガーロ
- 血管拡張作用で高い発毛効果を得られるミノキシジル
上記の医薬品を使ってしっかりとAGAの治療を続けていれば、次第に薄毛の症状は回復していきますよ。
自分で鏡をチェックして髪の毛が薄くなっていく状態を見ていると、「もうダメなのでは・・・」と諦めたくなる気持ちは分かるものの、ハミルトン・ノーウッド分類の第一段階であれば手遅れではありません。
プロペシアやミノキシジルは医学的に確かな効果が認められている医薬品ですので、AGAヘアクリニックを受診して医師から処方してもらいましょう。
AGAヘアクリニックでは、何と月額5,500円~と格安の費用でAGAの治療を受けられます。
あなたの症状に合わせたオーダーメイド治療も魅力的なポイントの一つですので、秋葉原に医院を構えているAGAヘアクリニックを訪れて無料カウンセリングを受けてみてください。
第二段階の男性には育毛メソセラピーがおすすめ!
AGAの治療において、手遅れという状態はあまりありません。
自分では回復不可能だとイメージしている男性はいますが、現在では発毛効果の高いAGA治療が専門の病院やクリニックでは行われています。
ハミルトン・ノーウッド分類の「Ⅲ型」「Ⅲ Vertex型」「Ⅳ型」は第二段階と呼ばれる進行度で、プロペシアやミノキシジルなど投薬療法で回復しないケースも少なくありません。
そこで、内服薬や外用薬を使ったAGAの治療ではなく、クリニックで実施されている育毛メソセラピーがおすすめです。
育毛メソセラピーは発毛有効成分を頭皮から直接注射する注入療法で、他のAGA治療とは違ったメリットをまとめてみました。
- 頭皮に直接ピンポイントで成分を与えられるので薄毛改善効果が非常に高い
- 前頭部や頭頂部の薄毛の症状が進行している男性でも変化を実感できる
- どんなに遅い人でも治療を受けて半年間以内には何かしらの効果が出る
- 性欲減退や男性機能の低下などの副作用の症状が引き起こされにくい
効果と安全性の高さが育毛メソセラピーや毛髪再生療法の強みですね。
以下のページでは育毛メソセラピーによるAGA治療が受けられるクリニックを3つ紹介していますので、選び方で迷っている方は参考にしてみてください。
まとめ
以上のように、ハミルトン・ノーウッド分類を参考にすれば自分のAGAの進行度をある程度チェックできます。
AGAの進行度に合わせて、今後の治療の方向性を決めるのは実に効果的ですよ。
現在では投薬療法や育毛メソセラピーなど様々な方法でAGAの治療を受けられるようになりましたので、自分に合う対処法を探してみましょう。
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