AGAの治療薬で引き起こされる可能性の高い副作用
2018/12/01
目次
AGAの治療薬で引き起こされる可能性の高い副作用をチェック!
AGAの治療を医薬品で行うに当たり、主作用と副作用の両方があると心得ておかなければなりません。
- 主作用⇒薬が持ち合わせている本来の効果や働き
- 副作用⇒本来の目的とは違った好ましくない症状
こういった違いがあり、AGAの治療薬に限らず風邪薬や頭痛薬など薬局やドラッグストアで市販されている医薬品も一緒です。
薄毛を治療する上で、意識障害など重篤な症状が引き起こされることはないでしょう。
しかし、間違った医薬品の使い方や飲み方を続けていると副作用のリスクが高くなり、具体的な症状についてまとめてみました。
男性機能の低下や性欲減退
男性機能の低下や性欲減退は、AGAの治療薬によって引き起こされやすい副作用の一つです。
- 5αリダクターゼの働きを阻害してDHTの産生を抑制するプロペシア
- プロペシアのジェネリックで1錠当たりの費用が安いフィンペシア
- Ⅰ型とⅡ型の両方の5αリダクターゼを阻害できるザガーロ
これらの内服薬を服用した時に出やすく、少なからず男性ホルモンへと作用するからだと考えられています。
実際にプロペシアを服用した男性で、副作用に関してどんな口コミを残しているのか見ていきましょう。
- 勃起力が悪くなったから飲み続けようか迷っている
- 前よりも勃たなくなったから男性機能が低下するのは間違いないね
- ハゲ薬を飲んだらED(勃起不全)になってしまった・・・
- 薄毛も勃起力の低下もどっちにしても男終了だろ
- 加齢の影響も少なからずあると思うけど性欲は確かに減少した
日常生活を送るに当たり、そこまで支障が出るわけではありません。
それでも、男らしさが低下するのは間違いなく、プロペシアやザガーロを使ってAGA治療を受ける上で押さえておきたい注意点です。
日本に当たる厚生労働省のアメリカのFDAもプロペシアの副作用に関する注意喚起をしています。
- 勃起不全
- 性欲減退
- 精子減少
- 精子異常
- 射精障害
- 睾丸痛
上記のような症状が報告されていますので、個人輸入代行業者で自分勝手な判断でAGAの治療薬を購入するのではなく、専門のクリニックを受診して医師による処方を受けてください。
プロペシアの副作用の発症率は低い?
男性機能が低下したり性欲が減退したりといった副作用があると聞くと、「プロペシアを服用するのは怖い・・・」と考える男性は多いのではないでしょうか。
しかし、プロペシアの症状別の副作用発症率を見てみると、非常に低いことが分かります。
- 性欲減退:1.80%
- 勃起機能不全:1.30%
- 精子数減少:1.10%
- うつ症状:1.00%
100人の男性が服用して2人が悩まされる計算ですし、プロペシアの服用が原因なのか他に要因があるのか分かりません。
つまり、正しい使い方でAGA治療を続けていれば安全性が高く、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでAランクの高評価を得ているのが何よりの理由です。
以下ではプロペシアを使ってAGA治療を受けるに当たり、飲み方で押さえておきたいポイントを幾つか挙げてみました。
- 0.2mgと1.0mgの両方が用意されているが種類に関わらず1日に1錠を服用する
- 20歳未満での安全性と有効性は確立されていないので十分に注意する
- アルコールとの併用を避けてなるべく水と一緒に服用する
- 時間帯はいつでも良いが毎日同じタイミングでの服用を心掛ける
- 飲み忘れても帳尻を合わせようと翌日に倍の量を服用しないようにする
専門クリニックのAGAスキンクリニックであれば、医薬品を処方する際に飲み方や副作用に関する説明を詳しく行ってくれます。
プロペシア以外の治療法も選択できますので、まずはAGAスキンクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
頭皮のかゆみやニキビ
頭皮のかゆみやニキビなどの症状は、頭皮へと塗布するタイプのミノキシジルによって引き起こされる副作用です。
ミノキシジルはAGA治療の代表的な存在と言っても過言ではなく、どんな効果が期待できるのか見ていきましょう。
- 元々は高血圧の治療薬の血管拡張剤として開発されていた成分
- 血管が拡張して血行が良くなれば毛母細胞へと栄養が行き届きやすくなる
- 休止期にある髪の毛が蘇って発毛効果を実感できる
このようなメカニズムとなり、内服薬のプロペシアが身体の内側から作用するのに対して外用薬のミノキシジルは頭皮の外側から作用します。
液体を直接塗布する形となるため、敏感肌や乾燥肌の男性ほど頭皮のかゆみやニキビなどの肌トラブルが生じやすいのです。
我慢できないほどのかゆみが引き起こされるケースもあるものの、絶対に頭皮を掻き毟ってはいけません。
- 頭皮の表面が荒れて炎症が悪化し、赤みや化膿などの症状が余計に酷くなる
- 元に戻ろうとしている皮膚が剥がれて未成熟の皮膚が表面に出る
- かゆみの原因物質となるヒスタミンが分泌されて余計に痒くなる
- 毛根が傷付いてこれから生えてくるであろう髪の毛に支障が生じる
頭皮を掻き毟ると上記のリスクがあり、ミノキシジル以外の別の方法でAGAの治療を進めるべきです。
数多くの外用薬の中でもポラリスNR-10はミノキシジルの含有量が16%と非常に高く、肌荒れや肌トラブルのリスクが高いので十分に注意してください。
動悸やめまいなど低血圧の症状
育毛剤のミノキシジルの内服薬バージョンがミノキシジルタブレットで、AGAの治療において最強の発毛剤と言われています。
血管拡張作用を身体の内側から手に入れることができ、抜け毛を抑制するプロペシアとは違って直接的な発毛効果を得られるのです。
しかし、AGAの治療薬として効果が高い代わりに、ミノキシジルタブレットには低血圧の症状が副作用として引き起こされる可能性がありますので気をつけなければなりません。
- 動悸
- めまい
- 貧血
- 立ちくらみ
- 朝に元気が出ない
- ふらつき
ミノキシジルタブレットの服用でこのような症状が出やすく、元々高血圧の治療薬として開発されていて血圧を下げる作用があるからです。
元々低血圧で悩んでいる男性ほど副作用が悪化しやすいので、別の方法でAGA治療を行った方が良いでしょう。
他にも、ミノキシジルタブレットが適さない人の特徴を幾つか挙げてみました。
- 病気を治療するために降圧剤を服用している
- 肝臓の働きが悪い(肝機能障害を患っている)
- AGAによる薄毛の症状がそこまで深刻化していない
「効果が高い=副作用のリスクが高い」と考えることができ、今の自分の症状に合う方法を探すべきです。
痛みや出血
投薬療法によるAGA治療であれば、痛みや出血などの副作用が引き起こされることはありません。
しかし、自分の髪の毛を移植して薄毛を治療する自毛植毛の場合、頭皮にメスを入れて切開する形となるので様々な後遺症のリスクがあります。
具体的にどんな後遺症のリスクがあるのか幾つか挙げてみました。
- 痛み:ドナーの縫合部に違和感を感じたり痛みが出たりする
- 出血:ドナーを採取した部分が出血してかさぶたへと変化する
- 赤み:移植した部位に赤みが出る(毛根組織は定着しているので安心)
- かゆみ:術後10日~14日後に頭皮がかゆくなりやすい
- まぶたの腫れ:手術中に使用する麻酔薬による影響で目の周辺が腫れる
- 痺れ:半年間程度に渡って移植した部位に痺れが残りやすい
他のAGAの治療とは異なり、自毛植毛は確実に薄毛部分へと髪の毛を生やせることで注目を集めています。
その代わりに副作用や後遺症のリスクがありますので、手術を受けるクリニックの選び方には十分に注意してください。
まとめ
AGAを治療するに当たり、医薬品を使った方法では副作用のリスクがあります。
AGA専門病院で治療を受ける場合は確かな知識を持った医師による説明を受けることができ、服用する上での注意点や押さえておきたいポイントをきちんと伺っておきましょう。
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